4. Astrantia maxima、Astrantia carniolicaとAstrantia major(2/2)

Astrantia

Astrantiaの生息地における文化

様々な山脈や高原の石灰質の地に咲き、カリウムやカルシウムといったミネラルが豊富な土壌で育まれるAstrantia、

ただし、土地の恩恵を受けているのは必ずしもこの花だけではありません。

Astrantiaのマイナー種が生息するピレネー山脈の麓、スペインのカタルーニャ地方ではその石灰質の土壌はブドウの栽培に適し、酸味のあるワインの生産に重宝され、ババリカ種やカルニオラ種があるアルプス山脈では、そこから採れる石灰岩がその丈夫さと質の良さから建物の漆喰として使用されています。

マジョール種が分布するカルパティア山脈が横たわるルーマニアでも、山脈の鉱物はアルペシュライ石灰岩と呼ばれる山脈から採れる建築資材として古くから利用されています。

また、この花はその彫刻的な造形からガーデン用やブーケ用の彩りとしても使用され、夏の花や庭に植える場合、ギボウシやジギタリスと相性が良いと言われています。

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