Astrantiaの生息地と花言葉
Astrantia(アストランティア)、
西はイベリア半島から北のバルト海沿岸、東はペルシャ地域までを生息地とするこの植物は
「愛の渇望」
という花言葉を持ちます。
Astrantiaの特徴ともう一つの花言葉
この植物は複数の短い針金のような茎に小さな花が房状に集まって咲くのが特徴で、その形態は散形花序と呼ばれます。
或いはその形から、裁縫道具で使用されるピンクッションにも喩えられます。
それら花の群落のさらに外側にある、花のように見える部分は苞葉と呼ばれる広い葉で、その先端は三角に2つ折りにした折り紙の角ように鋭く、植物全体を俯瞰した時の輝く星のように見える姿から「星に願いを」という花言葉もこの植物は持っています。
もしかすると、届かないものへの願いがそれら2つの花言葉には込められているのかもしれません。
Astrantiaが持つ異名
熱を持った希望を感じさせる2つの花言葉。
それらとはどこか対照的に、このAstrantiaという植物は”憂鬱な紳士”という異名を持ちます。
これは、Astrantiaと呼ばれる種が咲かせる花々の控えめな色の儚い印象からそう呼ばれています。
Astrantia bavaricaについて
例えば、Astrantia bavarica(アストランティア・ババリカ)という種はこの植物の中でも4月という比較的早い時期に咲きますが、その花は緑がかった淡い白色をしています。
この種は傘をひっくり返したような茎の先に10から20の蕾をつける虫媒花で、自らの体内で受精が完結します。
Astrantia bavaricaの生息地
この花は西ヨーロッパから中央地域にかけて原産地である東アルプス山脈を中心に分布し、
この地域の亜寒帯湿潤気候の下、5月から8月にかけて降水量が最大に達する時期に花を咲かせます。
それは、この花の湿度が高い場所を好む性質に端を発しています。
さらに、この種は日陰を好んで育ち、それでいて身体は丈夫で寒さに強いという特徴も持っています。
それは標高2000mを超えるアルプスの極寒にも耐える程です。

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